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セミナーレポート:体験型インターンシップでのワークショップ

前回の続きとして今回は、外部講師をお招きし開催したワークショップの様子を、一部ご紹介させていただきます。

講師を務めるのは、仙台高等専門学校の准教授であり、東京大学総合教育研究センター特任研究員でもある、関戸大先生です。
関戸先生は、現役の教員や教員を目指す学生向けに、学びに関する授業を展開されています。つまり、「教える人に教えている先生」です。
・・・と、肩書きだけ聞くと近寄り難く感じるのですが、実際はお話しやすく、とても情熱を持った方です。
今回は、コミュニケーションをテーマにした講演とワークショップを行っていただきました。

また、株式会社UPTORY(アプトリ―)代表取締役 歌川貴之氏にもご参加いただき、学生さんたちのプレゼンテーションの講評をしていただきました。
アプトリ―では、地方創生を大きなテーマの1つとして、エンジニアの仕事や働き方を支援しています。場所を選ばずに働けるというのは、近年の働き方改革のテーマでもありますが、地方で働くことは、その地方への納税につながります。仕事を通じ、地域に貢献するという熱い想いを込めて事業を経営されています。
今回は、エンジニアの働き方や重要となるコミュニケーションスキルなど、多くのエンジニアと接する経営者の視点からレビューをしていただきました。

▶写真左から、アウトソーシングテクノロジー執行役員 山根、関戸先生、歌川社長

相手に伝わるコミュニケーションを考えるワークショップ

私たちが誰かとコミュニケーションをとる時、一方通行になってしまうことが度々あります。
自分が伝えたいことを、相手に理解してもらうためにどうすれば良いのかを、講演とワークショップを交えて学んで行きます。

詳しい内容は記載しませんが、五感を一部封じて行うワークも。


「伝えたい相手はどんな人なのか」
「その人と有意義なコミュニケーションをとるため、どんなアウトプットが必要か」
「○○するべき、○○をしてはいけない、という固定概念に縛られていないか」
など、課題を紐解きながら考えていきます。

こうして文字で書くと簡単そうですが、いざ実行するとなると難しいものです。
学生向けに開催したワークショップですが、社会人にも大いに当てはまる内容が胸に刺さります・・・。

ワークショップの最後には、チームごとにワークショップでの成果報告のプレゼンテーションと、一人ずつ感じたことを発表し、関戸先生、歌川社長、アウトソーシングテクノロジー執行役員の山根より講評をいただきました。

ワークショップを通じて終始感じたのは、関戸先生は手法を教えるのではなく、気づきのきっかけを教えているということです。
答えは決してひとつではありません。多角的な考え方を身につけることで、相手の立場で考えるようになり、円滑なコミュニケーションへと繋がります。

エンジニアという職業においても、周囲との連携やコミュニケーションが重要になります。
これからエンジニアを志す皆さんにとっても、たくさんの気づきと学びを得られたワークショップとなったようでした。

(レビュアー:アウトソーシングテクノロジー 事業推進本部 S野)

参加者の感想(一部抜粋)

・今まで数社インターンシップを経験したが、他社のインターンシップでは感じたことのない楽しさがあった。
・限られた時間の中で必要なことを伝える効率的なコミュニケーションは、仕事にも通ずることだと感じた。
・伝えることと相手を知ること、学んだことを大学での活動に活かしていきたい。
・ワークショップを通じ、自分自身がどんな性格なのかを改めて感じ、周りにも知ってもらえるようにアウトプットをして行こうと思った。

関戸先生、歌川社長、ありがとうございました。
そしてインターンシップに参加いただいた皆さん、5日間本当にお疲れさまでした!

アウトソーシングテクノロジーでは、学生のインターンシップ受け入れを積極的に行っています。学校関係者の方はぜひお問い合わせ下さい。

この社内イベントに関するお問い合わせ

(株)アウトソーシングテクノロジー
新卒採用部 新卒採用課 担当:豊岡、佐藤
TEL:03-3286-4884(平日9:00~18:00)

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