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2017/03/23

プログラミング授業実証研究@三鷹市

 

すごーい!

君は小学生なのにプログラミングが出来るフレンズなんだね!

・・・記事を書く頃には通じなくなってそうで怖いね。

 

 

 

 

さて今回はNAOを使ったプログラミング授業の二回目!

場所は三鷹市中原小学校!!

対象は小学六年生!!!

ナカハラパークへようこそー!!!!

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・・・・・・さて、さすがに二回目ともなればなれたもの。

ぼくらも慣れてるし読者のみんなも

「実験は大成功!子供達の笑顔溢れる素敵な授業でした!やったー!」

で結ぶことは予測できている程度に慣れているんじゃないかな?

 

という訳で今回は授業の風景ではなく授業で何をやっているかをお教えするよ。

授業に使える時間にもよるけどカリキュラムは三単元で組んでるんだ。

 

・ボックスの理解/ボックスを使って手足を動かしてみる

・喋らせてみる/人の声を認識させる

・手足の動作+喋り+声の認識を組み合わせて動作を作ってみる

 

この三つだね。最後に作ったものをそれぞれみんなで発表し合うことで締めるんだ。

それぞれ何をするか、題目で何となく想像はつくかもしれないけれど一応解説するね。

 

まずボックスの理解。

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敢えてここでボックスという言葉の説明はしないけれど

ここでやってもらうことは予めぼくらが用意したモーション集を使って

ロボットを動かして「ロボットを動かす認識」を持つ事と操作に慣れてもらうことが目的だね。

本当は時間があればモーションを組んでもらってもいいんだけどね。

実は何をやらせるかを考えることの方が時間がかかるんだ。

今回は昇竜拳をさせたいって言ってた女の子がいたよ。

ごめんよNAOはジャンプは出来ないんだ・・・・・・

 

次に、しゃべらせることと音声認識の利用。

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ここでみんなぶつかるのは「しゃべりが長いとグダる」「音声認識は実は融通が利かない」という壁。

ギャグと同じでしゃべりが長いと人は聞いてくれない。

実は日常会話も実際、人はほとんど聞いてはいないなんて言われるね。

特にロボットの一定のペースでしゃべる文章はかなり短めにまとめないと難しい。

実は全国の●epperがよくそれで話を聞いてもらえず悲しいことになっているね。

大人も子供も同じステージで悩めるって素敵なことだと思うよ。

音声認識についてはワードの完全一致が条件の対話って本当に大変で

人が何を話しかけてくるかをロボット側で誘導してあげないと会話が成立しないんだ。

簡単に言うと

人「おはよう」

ロボット「おはよう」

という会話一つとっても人が「やぁ」と話しかけてきた時点でもうダメさ。

ロボット側で先に「こんにちは!今日はいい天気だね? そう思うよね? はいかイエスで答えてね!」

くらい追い込んでおかないといけないのさ。なんだか営業みたいだね。つらいね。

そしてこの融通のきかなさを何とかしてくれるのがAIってやつなんだよ。

例えばキョウハイイテンキデスネという音を

キョウ/ハ/イイ/テンキ/デス/ネという音節に区切って

今日はいい天気ですねという日本語に変換してくれたり

おはよう/やぁ/うぃーっすみたいな言葉をまとめて「あいさつ」という形でグルーピングもしてくれる。

まさに知能!ただし、AIはNAOには標準では積んでいないんだよ・・・・・・

ロボットはあくまでデバイス、アプリの入ってないスマホと一緒なのさ。

 

話がそれたけど、最後はしゃべり・音声認識・動きの組み合わせ。

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お辞儀一つとってもモーションとしゃべりを組み合わせると、中々うまくいかないものさ。

お辞儀が終わる前に挨拶をさっさと言い切ってしまったりね。

 

会話と身振りの組み合わせはとかく「間」が重要なのさ。落語と一緒。

人は成長と共にコミュニティの中で間を学んでいくもので

コミュニケーションがちょっぴり苦手な人は「間」のとり方が苦手、なんてよく言われるね。

ロボットのプログラミングを通してコミュニケーションを知るなんて逆に面白いね。

今度は、NAOを国語や道徳の授業に使ってみたらどうかな?

 

そんなこんなでプログラミング授業とはいえロボットという人型のハードを使った授業は

普通のプログラミングとはまた違った学びを得ることが出来るんだよ。

「なんでそうなるの!?」「なんで動かないの!?」「あれ…出来が微妙…」

といったプログラミングあるあるはもちろん、

ロボットと人とのコミュニケーションの部分でつまづくことが多いせいで

「相手の立場に立つ」という重要さを強く教えてくれる内容なんだ。

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次は読んでるあなたの学校に呼んでくれると嬉しいな。

お父さんお母さんといっしょにロボットにふれ合うのも楽しいよ!