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「第42回鳥人間コンテスト2019」出場決定のお知らせ /<進捗情報>テスト飛行を実施しました

弊社アウトソーシングテクノロジーの全国有志エンジニアから構成される公式チーム「Flower’s factory」が、讀賣テレビ主催「第42回鳥人間コンテスト2019」の滑空機部門へ、昨年度に引き続き出場する事が決定いたしました。

関連お知らせ

2018年度「鳥人間コンテスト」において『THE FRESH BIRDMAN賞』を受賞しました
https://www.ostechnology.co.jp/information/event/2018/1015/

【2019/05/01 テスト飛行(重心・翼バランス・揚力試験)を実施】

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<5/1、仮設テスト機によるテスト飛行の様子>

Flower’s factoryのメンバーは、普段は全国の配属先にてエンジニアとして働く、弊社社員で構成されており、そのため、業務後や休日を活用して機体製作を行っています。
2019年度も年明けから、全国の拠点で作業内容を分担して、設計、解析、機体のパーツ製作を進めてまいりました。その範囲は北海道から九州まで全国の拠点に広がります。

厳しい書類審査をクリアしたチームは、新元号「令和」がスタートした5月1日に、テスト飛行を実施しました。今回はその様子を少しだけご紹介します。

札幌・関東・東海・関西・中国エリアから、アウトソーシングテクノロジーのエンジニアが兵庫県の作業本部に集結し、各拠点で製作したパーツを現場で組み立てます。
これだけでも大がかりな作業に思えますが、設計班から全国に配付された図面と製作仕様書のみを確認して機体の各部位を製作し、寸分のズレもなく組み立てる事を前提とした、分割製作方式にて機体設計を行っているため、わずか30分ほどで機体が組み上がります。
とはいえ・・・決して簡単な作業ではなく、繊細なパーツを扱うため組み立ては集中力を要するものです。

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<最終チェックをするFlower’s factory代表、平瀬さん>

まずは、コクピットと助走固定冶具を使っての「機体乗り込み訓練」、機体重量を想定したウェイトを付けて、何度も乗り込みタイミングを確認します。その後、主翼・尾翼を組立て連結し「テイクオフテスト」を実施します。サポート班が地面に本番と同じ広さのプラットホームを再現し、距離を測定しながら何度もテストを繰り返し、重心・翼バランス・構造上チェック・浮力/揚力・初速スピードなど・・・設計コンセプトどおりに製作できているかを確認し、解析班がデータを収集します。
途中、機体トラブルや大きな課題も見つかりましたが、現役学生チームの応援参加や弊社役員からの弁当の差し入れなどもあり、楽しく、無事怪我もなく終了する事ができました。
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<TV取材に応じるパイロット、工藤さん>

このテスト飛行を受けて、GW後半は機体の修正、調整に明けくれたFlower’s factoryのメンバー達でした。(地方から参加したメンバーは、夜は大阪観光ですが・・・)
昨年に引き続きテレビ局の取材も来ていただき、今回のテスト飛行は一般の応援の方を含めると総勢50名以上の大飛行会となりました!

今年は3Dプリンターを活用したABSによるオリジナルパーツの製造や、パイロットをアシストする新しいテクノロジー機器の施策など(詳しくは大会当日をお楽しみに・・・!)、昨年よりパワーアップしたFlower’s factoryをお見せできる予定です。
皆さま、応援をよろしくお願いいたします。

関連サイト

鳥人間コンテスト2019「讀賣テレビ」
http://www.ytv.co.jp/birdman/